導入
こんにちは、キッチンマミーです。
シャープから出ている「ヘルシオ」と「ホットクック」、どちらも便利そうだけど、一体何が違うの?って思いますよね。
私は元パティシエで、調理器具にはかなりこだわりがあるのですが、実際に両方使ってみて、その違いがはっきりわかりました。
結論から言うと、時短効果を求めるならホットクック一択です。ヘルシオは健康志向の蒸し料理や焼き料理が得意ですが、調理時間がかかるのと、お手入れが面倒なのがネックでした。
この記事では、ヘルシオとホットクックの違いを、実際に使った経験と口コミ評判をもとに、徹底比較していきます。
ヘルシオとホットクックの主な違い
まずは、ヘルシオとホットクックの主な違いを表にまとめてみました。
| 項目 | ヘルシオ(電子レンジ) | ホットクック(自動調理鍋) |
|---|---|---|
| 商品タイプ | ウォーターオーブンレンジ | 自動調理鍋 |
| 得意な調理 | 蒸し料理、焼き料理、ノンフライ調理 | 煮込み料理、無水調理、自動かき混ぜ |
| 時短効果 | △(調理時間は長め) | ◎(材料入れてボタンを押すだけ) |
| お手入れ | △(庫内の水滴拭き、水の補給が必要) | ◎(内鍋とユニットを洗うだけ) |
| 価格帯 | 約5万円~15万円以上 | 約2.8万円~5.7万円 |
| 向いている人 | 健康志向、蒸し料理好き | 時短重視、煮込み料理好き |
ヘルシオとホットクックの違いを徹底レビュー
ここからは、ヘルシオとホットクックの違いをもっと深掘りして説明していきますね。
時短効果の違い
ヘルシオとホットクックの最も大きな違いは、時短効果です。
ヘルシオは、蒸し料理や焼き料理を自動でやってくれるのですが、調理時間がけっこうかかります。例えば、茶碗蒸しは25分、春巻きは20分もかかってしまいます。しかも、調理中は電子レンジが使えないので、他の料理で「ちょっとチンしたい」と思っても使えないんです。これが地味にストレスでした。
一方、ホットクックは、材料を切って鍋に入れてボタンを押すだけで完成します。その間、キッチンから離れて他の家事ができるので、本当に「ほったらかし調理」ができるんです。しかも、自動でかき混ぜてくれるので、焦げ付く心配もありません。
時短効果で言えば、圧倒的にホットクックの勝ちです。
得意な調理の違い
ヘルシオとホットクックは、得意な調理ジャンルが全く違います。
ヘルシオは、蒸し料理と焼き料理が得意です。特に蒸し野菜は、人生で一番美味しいオクラができたってくらい、野菜の旨味がしっかり感じられます。また、油を使わずに唐揚げや春巻きを作れるので、健康志向の方にはぴったりです。
ホットクックは、煮込み料理が圧倒的に得意です。カレー、シチュー、肉じゃが、煮物など、煮込み系の料理は本当に美味しく仕上がります。無水調理もできるので、食材の水分だけで調理することで、旨味が凝縮された味になります。
ただし、ホットクックは密閉して調理するため、炒め物のシャキシャキ感が失われて、ベチャッとしてしまうことがあります。カラッと仕上げたい料理は、ヘルシオの方が向いています。
お手入れ・メンテナンスの違い
お手入れのしやすさも、大きな違いです。
ヘルシオは、蒸し料理を作った後、庫内がビショビショになることが多いんです。そのまま放置するとサビるらしいので、毎回キッチンペーパーで拭き取る必要がありました。また、ウォーターグリルを使うときは、水を補給する手間もあります。慣れるまでは、けっこう面倒でした。
ホットクックは、内鍋とまぜ技ユニットを洗うだけなので、とても楽です。最新モデルはフッ素コート内鍋なので、汚れもスルッと落ちます。
お手入れの手間を考えると、ホットクックの方が断然楽ですね。
| 比較項目 | ヘルシオ | ホットクック |
|---|---|---|
| 時短効果 | 調理時間が長く、途中で電子レンジが使えない | 材料を入れてボタンを押すだけ。ほったらかしOK |
| 得意料理 | 蒸し料理、焼き料理、ノンフライ調理 | 煮込み料理、無水調理 |
| お手入れ | 庫内の水滴拭き、水の補給が必要で面倒 | 内鍋とユニットを洗うだけで簡単 |
| 仕上がり | カラッと仕上がる。蒸し野菜が美味しい | 煮込み料理が美味しい。カラッと仕上げるのは苦手 |
ヘルシオについてのユーザーの口コミ
ここからは、実際のユーザーの口コミを見ていきましょう。
悪い口コミ
・毎回のお手入れが面倒。庫内がビショビショになるので、毎回拭き取るのが大変です。
・調理時間が意外とかかる。コンロで作った方が早いメニューもあり、劇的な時短にはなりませんでした。
ヘルシオは、お手入れと調理時間に関する悪い口コミが目立ちました。
ただし、お手入れに関しては、調理後すぐに拭き取る習慣をつければ、そこまで負担にはなりません。また、調理時間がかかるのは事実ですが、その間は放置できるので、他の家事をする時間に充てられます。
良い口コミ
・蒸し野菜が本当に美味しい。野菜の甘みがしっかり感じられて、栄養価も高いです。
・油を使わずに唐揚げが作れる。ヘルシーで、健康志向の方にぴったりです。
・レンジ機能も優秀。普通の電子レンジとしても使えるので便利です。
・焼き魚やグリル料理が簡単。コンロを汚さずに魚が焼けるのが嬉しいです。
・新型の「まかせて調理」機能が便利。食材の加減を自動で調整してくれます。
ヘルシオは、健康的な調理ができる点と、蒸し料理の美味しさが高く評価されています。
ホットクックについてのユーザーの口コミ
続いて、ホットクックのユーザー口コミです。
悪い口コミ
・味が薄くなることがある。水分が多く出るので、味付けが難しいです。
・洗い物が意外と多い。内鍋やまぜ技ユニットなど、部品が多くて洗うのが面倒です。
ホットクックは、味の調整と洗い物に関する悪い口コミがありました。
ただし、味が薄くなる問題は、調味料を少し多めに入れたり、煮詰め機能を使えば解決できます。また、洗い物については、部品が多いのは事実ですが、食洗機対応なので、食洗機を使えば手間はかなり減ります。
良い口コミ
・とにかく時短になる。材料を入れてボタンを押すだけで、後は放置できるので本当に楽です。
・煮込み料理が絶品。カレーや肉じゃがなど、煮込み系の料理がプロ級の仕上がりになります。
・予約調理が便利。朝セットしておけば、帰宅時に出来たての料理が食べられます。
・無水調理で野菜が甘い。水を使わずに調理するので、野菜の旨味が凝縮されます。
・失敗しない。焦げ付きや吹きこぼれの心配がなく、料理初心者でも安心して使えます。
・レシピが豊富。公式アプリでレシピをダウンロードできるので、レパートリーが増えます。
ホットクックは、時短効果と煮込み料理の美味しさが、圧倒的に高評価でした。
キッチンマミーの結論:どちらを選ぶべきか
ヘルシオとホットクック、どちらを選ぶべきか、私なりの結論をお伝えします。
私は実際に両方使ってみて、時短効果を求めるならホットクック一択だと断言します。
ヘルシオは、蒸し料理や焼き料理が美味しく仕上がるのは事実です。特に蒸し野菜は本当に美味しくて、健康的な食生活を送りたい方には向いています。ただ、調理時間が長く、お手入れも面倒なので、毎日使うには少しハードルが高いと感じました。結局、私の家ではヘルシオを使ってみたものの、購入は見送りました。
一方、ホットクックは、材料を切って鍋に入れてボタンを押すだけで、本当にほったらかしで料理が完成します。その間に洗濯物を干したり、子どもと遊んだり、他の家事ができるのが最高です。しかも、煮込み料理は本当に美味しくて、カレーや肉じゃがなど、家族にも大好評でした。
ホットクックにも弱点はあります。炒め物のシャキシャキ感が失われてベチャッとしてしまったり、容量が少なくて一度にたくさん作れなかったりします。でも、それを差し引いても、時短効果と煮込み料理の美味しさは圧倒的です。
もしあなたが、「毎日の料理を楽にしたい」「時間に余裕を持ちたい」と思っているなら、ホットクックを強くおすすめします。
ただし、「健康的な蒸し料理を作りたい」「油を使わずにヘルシーな料理を作りたい」という方は、ヘルシオも良い選択肢だと思います。特に、新型のヘルシオには「まかせて調理」機能があって、加熱の加減を自動で調整してくれるので、電子レンジの中では時短効果も期待できます。
私の場合は、時短を最優先したかったので、ホットクックを選びました。今では、ホットクックなしの生活は考えられないくらい、毎日フル活用しています。
あなたのライフスタイルや料理の好みに合わせて、ぜひ最適な方を選んでくださいね。
まとめ
ヘルシオとホットクックの違いを、実際に使った経験と口コミ評判をもとに比較してきました。
・時短効果を求めるなら、ホットクック一択。材料を入れてボタンを押すだけで、ほったらかし調理ができます。
・健康志向で蒸し料理が好きなら、ヘルシオもあり。油を使わずにヘルシーな料理が作れます。
・お手入れの手間は、ホットクックの方が圧倒的に楽。内鍋を洗うだけでOKです。
・煮込み料理はホットクック、蒸し・焼き料理はヘルシオが得意。料理のジャンルで選ぶのもおすすめです。
どちらも便利な家電ですが、私は時短効果を重視して、ホットクックを選びました。あなたも、自分のライフスタイルに合った方を選んで、毎日の料理を楽にしてくださいね。



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