導入
こんにちは、キッチンマミーです。今回は、シャープの26Lオーブンレンジ「RE-SS26B-W」と「RE-WF262」の違いについて、実際のユーザーの口コミやレビューをもとに詳しく解説していきます。
この2つの機種、見た目も容量も同じ26Lで、どちらも過熱水蒸気機能や2段調理に対応しているため、「何が違うの？」と迷われる方も多いのではないでしょうか。
私も元パティシエとして、オーブンの性能には特にこだわりがあるので、細かな違いまでしっかり調べてみました。
結論から言うと、この2つの機種には「自動メニュー数」「便利機能の有無」「価格」という3つの大きな違いがあります。下の表で簡単にまとめてみましたので、まずはざっくりと違いを把握してみてください。
| 項目 | RE-SS26B-W | RE-WF262 |
|---|---|---|
| 発売年 | 2023年 | 2021年 |
| 自動メニュー数 | 95種類 | 106種類 |
| 冷凍食品専用ボタン | なし | あり |
| お手入れメニュー | なし（手動） | あり |
| カラー展開 | ホワイトのみ | ホワイト・ブラック |
| 価格帯 | 約3万円台前半 | 約4万円前後 |
それでは、この違いが実際の使い勝手にどう影響するのか、詳しく見ていきましょう。
RE-SS26B-WとRE-WF262の違いを徹底レビュー
違い①：自動メニュー数の差（95種類 vs 106種類）
まず最初に気になるのが、自動メニュー数の違いです。RE-WF262は106種類、RE-SS26B-Wは95種類と、11種類の差があります。
「11種類の差って、実際どうなの？」と思われるかもしれませんが、私の経験から言うと、自動メニューが多いと料理のバリエーションが確実に広がります。
特にRE-WF262には、以下のような便利な自動メニューが含まれています。
・フリーズドライスープの温め
・ワンディッシュメニュー
・より多彩なお菓子・パンメニュー
・煮物の自動調理バリエーション
私のようにお菓子作りやパン作りをする方にとっては、この11種類の差は意外と大きいかもしれません。ただし、普段使いのメニュー（温め、解凍、基本的なオーブン調理）は両機種とも問題なく対応していますので、シンプルに使いたい方には95種類でも十分だと思います。
違い②：冷凍食品専用ボタンとお手入れメニューの有無
次に注目したいのが、日常使いの便利機能です。
| 機能 | RE-SS26B-W | RE-WF262 |
|---|---|---|
| 冷凍食品専用ボタン | なし | あり |
| お手入れメニュー | なし（カラ焼きで対応） | スチームで自動お手入れ |
冷凍食品専用ボタンは、忙しい日のランチや夜食に冷凍食品を使う機会が多い方には本当に便利です。ボタン1つで最適な加熱ができるので、時短になります。
お手入れメニューも地味に重要なポイントです。RE-WF262はスチームを使って庫内の油汚れを浮かせてくれるので、拭き取るだけで簡単にお手入れができます。一方、RE-SS26B-Wは手動でカラ焼きをする必要があるため、少し手間がかかります。
毎日使う家電だからこそ、お手入れのしやすさは長く使い続ける上で大切なポイントだと私は思います。
違い③：価格差（約7,000円～1万円）
最後に価格の違いです。RE-SS26B-Wは約3万円台前半、RE-WF262は約4万円前後と、約7,000円～1万円の価格差があります。
この価格差をどう考えるかがポイントです。
・自動メニュー11種類の追加
・冷凍食品専用ボタン
・お手入れメニュー
・カラーバリエーション（ブラック選択可）
これらの機能に約1万円の価値を感じるかどうか、というのが選択の分かれ目になると思います。
RE-SS26B-Wのユーザー口コミ
実際に使っている方々の声を見てみましょう。
悪い口コミ
・操作がやや複雑で、加熱終了後すぐに次の調理ができず「とりけし」ボタンを押す必要がある
・トーストの焼き色が裏面の方が薄くなる
確かに操作性については、慣れるまで少し戸惑う声があるようです。ただ、これは使っているうちに慣れてくる部分でもありますし、説明書を一度しっかり読めば問題なく使えると思います。トーストの焼き色については、途中で裏返すなど工夫することで対応できますね。
良い口コミ
・この価格帯で十分な機能が揃っている
・作動音が静かで、朝や夜でも気にならない
・解凍機能の精度が高く、ムラなく解凍できる
・お弁当の温めがジャストな仕上がり
・ケーキもしっかり焼けて満足
・ムラなく焼けて仕上がりが良い
・デザインがシンプルで見た目も良い
・2段調理で時短になる
特に「この価格で十分な機能」という声が多く、コストパフォーマンスの良さが評価されています。静音性や解凍機能の正確さも好評で、日常使いに十分な性能を備えていることが分かります。
RE-WF262のユーザー口コミ
続いて、RE-WF262の口コミも見てみましょう。
悪い口コミ
・トースト機能は時間がかかる
・扉を閉めるときの音が大きく、勢いが強い
トースト機能については、RE-SS26B-Wと同様の声があります。シャープのオーブンレンジはトースターほどの速さはないので、トーストメインで使いたい方は別途トースターを用意した方が良いかもしれません。扉の音については、閉める際にゆっくり閉めることで対応できます。
良い口コミ
・レンジ・オーブンともに十分なパワーがある
・大量に食材を調理できて便利
・スタイリッシュなデザインで気に入っている
・お手入れメニューがあるので庫内の清掃が簡単
・自動メニューの種類が豊富で料理の幅が広がった
・らくチン！センサーの精度が良く、自動調理が便利
・煮物の仕上がりが良く、具材に味がしっかり染み込む
・2段調理で効率的に料理ができる
・冷凍食品専用ボタンが便利で時短になる
・左右後ろピッタリ置ける設計で場所を選ばない
RE-WF262は特に「お手入れのしやすさ」「自動メニューの豊富さ」「冷凍食品専用ボタンの便利さ」が高く評価されています。料理好きの方や、いろいろなメニューに挑戦したい方には、この機能の充実度が魅力的だと思います。
キッチンマミーの結論：私ならRE-WF262を選びます
さて、ここまで2つの機種を比較してきましたが、正直に言うと、私ならRE-WF262を選びます。
理由は3つあります。
1つ目は、お手入れメニューの存在です。
毎日使う家電だからこそ、お手入れのしやすさは本当に大切です。私も以前使っていたオーブンレンジは手動でお手入れする必要があり、つい後回しにしてしまって庫内が汚れてしまった経験があります。RE-WF262なら、スチームで自動的に汚れを浮かせてくれるので、サッと拭くだけで清潔を保てます。これは長く使う上で大きなメリットだと感じます。
2つ目は、自動メニューの豊富さです。
元パティシエとしては、やはりお菓子作りやパン作りのメニューが充実している方が嬉しいです。106種類の自動メニューがあれば、普段作らないような料理にも気軽にチャレンジできますし、料理のレパートリーが確実に広がります。「あと11種類」という差は、実際に使ってみると意外と大きいと思います。
3つ目は、冷凍食品専用ボタンの便利さです。
忙しい日や疲れている日は、どうしても冷凍食品に頼ることもありますよね。そんなとき、ボタン1つで最適な加熱ができるのは本当に助かります。小さなことですが、毎日の積み重ねで大きな時短になります。
もちろん、約1万円の価格差は決して小さくありません。予算を重視される方や、シンプルな機能で十分という方には、RE-SS26B-Wも素晴らしい選択肢だと思います。実際、口コミでも「この価格で十分」という声が多く、コストパフォーマンスは非常に高いです。
ただ、長く使うことを考えると、お手入れのしやすさや機能の充実度に約1万円を投資する価値は十分にあると私は思います。特に、料理が好きでいろいろなメニューに挑戦したい方、お菓子作りやパン作りをされる方には、RE-WF262の方が満足度が高いのではないでしょうか。
また、RE-WF262はブラックとホワイトの2色展開なので、キッチンのインテリアに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。
最終的には、ご自身の料理スタイルや予算、何を優先するかによって選択は変わってくると思います。でも、私の経験から言えば、「機能が充実している方を選んで後悔することは少ない」です。後から「あの機能があればよかった」と思うよりも、最初から機能が充実している方を選んだ方が、長く満足して使えると思います。ただし、RE-WF262は既に製造中止していますから購入の際は価格的にさらに高くなったり、中古を選ぶこともあるかもしれません。その点はご注意して下さいね。
まとめ
今回は、シャープの26Lオーブンレンジ「RE-SS26B-W」と「RE-WF262」の違いについて、実際の口コミやレビューをもとに詳しく解説してきました。
・RE-WF262は自動メニュー106種類、冷凍食品専用ボタン、お手入れメニュー搭載で約4万円
・RE-SS26B-Wは自動メニュー95種類、便利機能は少ないが約3万円台前半とコスパ重視
・約1万円の価格差に、お手入れのしやすさと機能の充実度という価値がある
・料理の幅を広げたい方、お手入れを楽にしたい方にはRE-WF262がおすすめ
・予算重視、シンプル機能で十分な方にはRE-SS26B-Wがおすすめ
どちらを選んでも、26Lの2段調理、過熱水蒸気機能、らくチン！センサーといった基本性能はしっかりしているので、失敗はないと思います。ご自身の料理スタイルや優先順位に合わせて、ぴったりの1台を選んでくださいね。
皆さんのオーブンレンジ選びの参考になれば嬉しいです！
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