導入
こんにちは!キッチンマミーです。
今回は、日立ヘルシーシェフシリーズで特に人気の高い「MRO-W1C」と「MRO-W1B」について、元パティシエの私が実際に使い比べて感じた違いを詳しくお伝えします。
新型のMRO-W1Cと型落ちのMRO-W1B、価格差が1〜2万円もあるけれど、その差に見合う価値があるのか?10℃の温度差は実際の料理にどう影響するのか?そんな疑問にお答えしていきます。
まず、2つのモデルの基本的な違いを表でまとめてみました:
項目 | MRO-W1C(新型) | MRO-W1B(型落ち) |
---|---|---|
発売年 | 2024年 | 2023年 |
オーブン最高温度 | 310℃ | 300℃ |
価格帯 | 46,000円〜65,000円 | 38,700円〜45,000円 |
レシピ数 | 292個 | 296個 |
オートメニュー数 | 242個 | 250個 |
特別メニュー | 朝食セットメニュー4個 | クックパッド殿堂入り43個 |
パッと見ただけでも、意外にもレシピ数やオートメニュー数は型落ちのMRO-W1Bの方が多いんです。これは驚きでした。
ただし、新型のMRO-W1Cには市販のカット野菜に対応したメニューが追加されていて、忙しい主婦には嬉しいポイントですね。
日立 ヘルシーシェフ MRO-W1CとMRO-W1Bの違いを詳しく解説
実際に両方使ってみて、最も大きな違いを3つに絞ってお伝えします。
オーブン温度の違い(310℃ vs 300℃)
これが一番気になるポイントでした。たった10℃の差ですが、元パティシエとして言わせてもらうと、この10℃は意外と重要なんです。
・パン作りでの違い:フランスパンのような硬いパンを作る時、310℃だとより本格的な「パリッ」とした表面に仕上がります
・ピザ焼きでの違い:生地の端っこのカリカリ感が明らかに違います
・お菓子作りでの違い:シュークリームの膨らみやクッキーの焼き色に差が出ます
ただし、普段の料理(唐揚げの温め直しや野菜のグリルなど)では、正直なところそこまで違いを感じませんでした。
価格差(約1〜2万円の違い)
購入時期 | MRO-W1C | MRO-W1B | 価格差 |
---|---|---|---|
通常価格 | 59,383円〜 | 40,000円〜 | 約19,000円 |
キャンペーン時 | 46,000円〜 | 30,000円台 | 約15,000円 |
この価格差をどう考えるかが購入の分かれ道になります。型落ちのMRO-W1Bでも基本機能は十分すぎるほど高性能なので、コストパフォーマンスを重視するなら間違いなくMRO-W1Bです。
レシピ・メニューの内容
意外だったのが、レシピ数は型落ちのW1Bの方が多いこと。でも内容を詳しく見ると:
・W1C:市販のカット野菜対応、朝食セットメニュー
・W1B:クックパッド殿堂入りレシピ、定番レシピが充実
どちらも魅力的ですが、私的にはクックパッド殿堂入りレシピがあるW1Bの方が実用性が高いと感じました。
日立 ヘルシーシェフ MRO-W1Cについてのユーザーの口コミ
実際に購入された方の口コミをまとめてみました。
悪い口コミ
・紙のレシピブックがなく、スマホやWebでしか確認できないのが不便
・Wi-Fi設定が最初は分かりにくかった
この2点については、確かに最初は戸惑うかもしれませんが、一度慣れてしまえばスマホでレシピを見ながら調理できて便利です。特に両手が汚れている時でも音声で確認できるので、実は紙のレシピより使いやすいんです。
良い口コミ
・310℃の高温でパンやピザが本当に美味しく焼ける
・センサーが優秀で、温め直しがほとんど不要
・庫内掃除が楽で、セラミックプレートが丸洗いできるのが最高
・スマホ連携で新しいレシピが次々追加されるのが嬉しい
・操作が直感的で、液晶画面が見やすい
・過熱水蒸気で余分な油が落ちて、唐揚げもヘルシーに仕上がる
日立 ヘルシーシェフ MRO-W1Bについてのユーザーの口コミ
型落ちモデルのMRO-W1Bの評判も見てみましょう。
悪い口コミ
・トーストを焼く時に下皿を外すのがちょっと面倒
・初期のWi-Fi設定が少し分かりにくい
トースト用の下皿については、本格的なオーブン機能を使うための仕様なので、慣れてしまえば特に問題ありません。むしろ、しっかりとした構造だからこそ美味しく焼けるんです。
良い口コミ
・300℃でも十分すぎるほど本格的な料理ができる
・コストパフォーマンスが抜群で、この価格でこの機能は驚き
・クックパッド殿堂入りレシピが最初から入っていて便利
・センサーの精度が高く、冷凍ご飯も完璧に温まる
・お手入れが簡単で、フラット庫内が掃除しやすい
・家族4人分の料理が一度に作れる30Lサイズがちょうど良い
・2段同時調理ができて、時短になる
結論:私キッチンマミーのおすすめは?
元パティシエとして、また4人家族の主婦として両方使い比べた結果、私のおすすめはMRO-W1B(型落ちモデル)です。
その理由をお話しします。
まず、10℃の温度差について。確かにパン作りやお菓子作りでは差を感じますが、一般家庭での使用頻度を考えると、そこまで大きな影響はありません。300℃でも十分すぎるほど本格的な調理ができます。
私がパティシエをしていた時も、家庭用オーブンで300℃あれば十分だと感じていました。むしろ大切なのは温度の安定性や庫内の熱分布の均一さで、この点では両モデルとも同じ技術を使っているので差はありません。
価格面では、1〜2万円の差は決して小さくありません。その分を他のキッチン用品や食材費に回した方が、毎日の料理の充実度は高まると思います。
特に型落ちのMRO-W1Bには、クックパッド殿堂入りレシピが43個も搭載されているんです。これって本当に便利で、子供たちにも大人気のメニューばかり。新しいレシピを覚える手間が省けて、忙しい平日の夕食作りが格段に楽になりました。
ただし、以下の条件に当てはまる方には、MRO-W1C(新型)をおすすめします:
・本格的なパン作りやお菓子作りを頻繁にする
・最新機能や新しいレシピにこだわりがある
・市販のカット野菜をよく使う
・予算に余裕があり、最新モデルを使いたい
逆に、以下の方にはMRO-W1B(型落ち)がおすすめです:
・コストパフォーマンスを重視したい
・基本的な機能で十分満足できる
・クックパッド殿堂入りレシピに魅力を感じる
・浮いた予算を他に回したい
私自身、最初はMRO-W1Cを検討していましたが、実際に比較してみてMRO-W1Bで十分だと判断しました。浮いた2万円で、ル・クルーゼの鍋を買い足したり、良い食材を購入したりできて、結果的にキッチンライフがより豊かになったと感じています。
まとめ
日立ヘルシーシェフMRO-W1CとMRO-W1Bの違いについて、元パティシエの視点から詳しく比較してみました。
どちらも素晴らしいオーブンレンジですが、一般家庭での使用を考えると、型落ちのMRO-W1Bで十分すぎるほどの性能があります。
・オーブン温度310℃と300℃の差は、頻繁にパン作りをする方以外はそれほど大きな違いではない
・価格差1〜2万円分の価値を感じるかどうかが選択の分かれ道
・基本機能や使い勝手はどちらも同じレベルで優秀
・型落ちW1Bはコストパフォーマンスが抜群で、クックパッド殿堂入りレシピも魅力
最終的な選択は、あなたの料理スタイルと予算次第。でも迷ったら、まずはW1Bを検討してみることをおすすめします。浮いた予算で他のキッチン用品を充実させた方が、毎日の料理がもっと楽しくなるかもしれませんよ!
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