導入
こんにちは、キッチンマミーです!今回は、デロンギのコンベクションオーブン2機種「スフォルナトゥット EO12562J-WN」と「スフォルナトゥット・クラシック EO14902J-WN」の違いを、元パティシエの目線から徹底比較します。
「どちらを選べばいいか分からない」「価格差に見合う機能の違いがあるの?」そんな疑問にお答えします。まずは2機種の主な違いを表でまとめました。
比較項目 | EO12562J-WN(スタンダード) | EO14902J-WN(クラシック) |
---|---|---|
容量 | 14L | 14L |
消費電力 | 1400W | 1400W |
調理モード | 3つ(コンベクション・オーブン・グリル) | 4つ+自然解凍(オーブン・グリル・スローベーク・自然解凍) |
スローベーク機能 | なし | あり(約100℃低温調理) |
付属品 | ピザストーン(30cm)、レシピブック | ピザストーン(30cm)、トレイ2枚、オイルラック、深皿、レシピブック等 |
価格 | 約24,000円前後 | 26,400円~32,230円前後 |
カラー | ホワイト/ブラック | ホワイト/ブラック(赤ダイヤル) |
デロンギ コンベクションオーブン 2機種の違いを詳しく解析
スローベーク機能の有無が最大の違い
一番重要な違いは、デロンギ コンベクションオーブン EO14902J-WNにはスローベーク機能が付いていることです。これは約100℃の低温でじっくり焼き上げる機能で、元パティシエの私から見ると、この機能があるかないかで調理の幅が大きく変わります。
スローベーク機能があると、しっとりふんわりなパン、柔らかいローストビーフ、ゆっくり火を通したい魚料理など、プロが使う「低温調理」が家庭で可能になります。普通のオーブン機能だけでは難しい、繊細な温度管理が必要な料理に挑戦できるんです。
付属品の充実度に大きな差
EO14902J-WNの方が付属品がかなり豊富です。スタンダードなEO12562J-WNはピザストーンとレシピブックのみですが、クラシックなデロンギ コンベクションオーブン EO14902J-WNはトレイ2枚、オイルラック、深皿まで付いてきます。
これは実用面でかなりの違い。トレイが2枚あれば同時に複数の料理ができますし、オイルラックがあれば余分な油を落としながら調理可能。深皿があればグラタンやキャセロール料理もお任せです。
価格差は約2,000円~8,000円
価格差は店舗によって変動しますが、大体2,000円~8,000円程度の差があります。この価格差でスローベーク機能と豊富な付属品が手に入ると考えると、元プロとしては「EO14902J-WNの方がコスパが良い」と感じています。
機能・特徴 | EO12562J-WN | EO14902J-WN | プロ目線での評価 |
---|---|---|---|
基本性能 | ○ | ○ | どちらも1400W・14Lで同等 |
スローベーク | × | ○ | 調理の幅が大きく広がる |
付属品充実度 | △ | ◎ | 初期投資で長く使える |
コスパ | ○ | ◎ | 機能差を考えるとクラシックが優秀 |
デロンギ コンベクションオーブン EO12562J-WN(スタンダード)のユーザー口コミ
悪い口コミ
・庫内やピザストーンの油汚れが落ちにくく掃除が面倒
・スローベーク機能がないので、低温調理ができない
→ 油汚れはピザストーンの特性上仕方ない部分。定期的なお手入れで長く使えます。スローベーク機能については、基本的なオーブン調理で満足できる方なら問題ないでしょう。
良い口コミ
・市販の食パンが外カリカリ・中しっとりで美味しくなった
・操作が簡単で家族全員が使える
・予熱時間が短くて便利
・デザインがおしゃれでキッチンに馴染む
・価格が手頃で基本機能は十分
・ピザストーンでピザが本格的に焼ける
・オーブン料理のレパートリーが増えた
デロンギ コンベクションオーブン EO14902J-WN(クラシック)のユーザー口コミ
悪い口コミ
・ダイヤルが固くて回しづらい
・サイズが大きくて置き場所に悩む
→ ダイヤルの固さは誤操作防止でもあり、慣れれば問題ありません。サイズは14Lの容量を考えると標準的。設置スペースは事前確認をおすすめします。
良い口コミ
・トーストがカリッと両面焼けて、いつもと味が違う
・スローベーク機能でパンがしっとりふんわりに焼ける
・付属品が充実していて、買い足し不要ですぐに本格調理できる
・オーブン料理のレパートリーが一気に広がる
・デザインが可愛くて、置くだけでキッチンが華やかになる
・調理時間や温度を細かく調節できるので、思い通りの焼き上がり
・家族みんなで使えて、ホームパーティーにも活躍
キッチンマミーの結論:どちらを選ぶべき?
元パティシエとして、そして一人の主婦として結論を言うと、予算に余裕があるなら断然EO14902J-WN(クラシック)をおすすめします。
理由は明確です。スローベーク機能があることで、パン作りやロースト料理の仕上がりが格段に向上します。プロの現場でも低温調理は基本中の基本。これが家庭で手軽にできるのは本当に価値があります。
また、付属品の充実度も見逃せません。トレイ2枚あれば効率的に複数料理を作れますし、オイルラック、深皿があれば調理の幅が一気に広がります。初期投資は少し高くても、長期的に見ればお得だと感じています。
ただし、「基本的なオーブン機能があれば十分」「予算を抑えたい」という方には、EO12562J-WN(スタンダード)でも全然問題ありません。1400Wの高火力とピザストーンがあれば、家庭のオーブン料理は十分楽しめます。
デロンギ コンベクションオーブン 選択の目安をまとめると:
どちらを選んでも、デロンギの品質とデザイン性は保証されています。大切なのは、自分の料理スタイルと予算に合った選択をすることです。
まとめ
デロンギのコンベクションオーブン2機種の違いを詳しく比較してきました。最大の違いはスローベーク機能の有無と付属品の充実度です。
EO14902J-WN(クラシック)の優位点:
・スローベーク機能で調理の幅が大きく広がる
・付属品が豊富で初期投資だけで長く使える
・価格差を考えても機能面でのコスパが良い
EO12562J-WN(スタンダード)の優位点:
・基本機能は十分で価格がリーズナブル
・シンプルな操作で初心者にも使いやすい
・必要最小限の機能でキッチンをすっきり
元パティシエとしては、料理の幅を広げたい方にはクラシック、基本機能で十分な方にはスタンダードをおすすめします。どちらも素晴らしいオーブンなので、あなたの料理ライフがより豊かになることは間違いありません!
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