導入
こんにちは!キッチンマミーです。
元パティシエとして、キッチン用品には人一倍こだわりを持っている私。今回は、サンコーの人気コンパクトフライヤー「カラリ」と新モデル「カラリ2」の違いについて詳しくお話ししたいと思います。
「どちらを選べばいいの?」「価格差があるけど、その価値はある?」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実際に両製品の仕様を徹底的に調べ、口コミも分析した結果、かなり明確な違いがあることがわかりました。
項目 | カラリ | カラリ2 |
---|---|---|
発売日 | 2022年9月 | 2025年9月 |
価格 | 6,980円 | 9,800円 |
油量 | 300mL~500mL | 500mL~900mL |
重量 | 約1,070g | 約1,700g |
フタ | 従来型 | ドーム型油跳ね防止 |
串揚げ機能 | なし | ソケット4箇所 |
油切りスペース | 別途必要 | フタ一体型 |
サンコー カラリとカラリ2の3つの大きな違い
約3年ぶりにリニューアルされたカラリ2。単なるマイナーチェンジではなく、かなり大幅な改良が加えられています。
油量の拡大で温度安定性が大幅アップ
一番大きな違いは油量の変化です。
モデル | 最小油量 | 最大油量 | メリット |
---|---|---|---|
カラリ | 300mL | 500mL | 極少量で経済的 |
カラリ2 | 500mL | 900mL | 温度安定、連続調理可能 |
カラリ2は最大900mLまで対応。油量が多いことで、食材を入れても温度が下がりにくくなり、連続して揚げ物を作りやすくなったのが大きなポイントです。
元パティシエの経験から言うと、温度管理は揚げ物の仕上がりに直結します。この改良は本当に意味のあるアップデートだと感じています。
革新的なドーム型フタで油跳ね問題を解決
カラリ2最大の目玉機能がドーム型油跳ね防止フタです。
・従来のカラリ:平型フタで油跳ね防止効果は限定的
・カラリ2:ドーム型で油跳ねを大幅カット、さらに油切りスペース一体型
これまでの「油跳ねが気になる」という最大の悩みを、構造から解決したのが素晴らしいですね。しかも、フタの上が油切りスペースになっているので、揚げたてをそのまま置けて一石二鳥です。
串揚げ専用ソケットで楽しみ方が拡大
カラリ2には串揚げ用のソケットが4箇所付いています。これによって:
・串揚げが格段に作りやすくなった
・家族や友人との串揚げパーティーが楽しめる
・調理の幅が大きく広がった
カラリにはこの機能がないので、串揚げを頻繁に作りたい方には大きな違いになりますね。
カラリの口コミレビュー
実際にカラリを使った方々の声をまとめました。
気になる悪い口コミ
・「火力が弱く、温度が上がるのに時間がかかる」
・「本体が熱くなりやすく、取っ手が少ないのでやけど注意」
確かに初代カラリは火力面での課題がありました。ただし、最初に油を入れて予熱しておくことで、この問題はある程度解決できます。また、取っ手の問題は使用時の置き場所を工夫することで対応可能です。
良い口コミ
・「サイズがちょうどよく、一人分には十分」
・「油が少量で済むので経済的」
・「フッ素加工で丸洗いできて片付けが楽」
・「卓上で使えて便利」
・「お弁当のおかず作りに最適」
・「コンパクトで収納しやすい」
特に、極少量の油で済む点と片付けの手軽さが高く評価されています。
カラリ2の口コミレビュー
発売直後のカラリ2の口コミ状況をチェックしました。
予想される悪い口コミ
・「価格がカラリより高い」
・「重量が増えて持ち運びが大変」
価格は確かに2,820円アップしていますが、新機能を考えれば妥当だと思います。重量増加も、油量拡大と安定性向上のためなので、トレードオフとして理解できる範囲です。
期待される良い口コミ
・「油跳ねが気にならなくなった」
・「串揚げが簡単に作れる」
・「温度が安定して連続調理できる」
・「油切りスペースが便利」
・「見た目がスタイリッシュ」
特に、油跳ね防止効果と串揚げ機能については、多くの方に喜ばれそうです。
元パティシエとしての結論:カラリとカラリ2どちらを選ぶべき?
正直に言うと、現時点では「カラリ2」をオススメします。
理由は明確で、初代カラリの課題を的確に解決しているからです。
カラリ2をオススメする理由
温度安定性の大幅な向上
油量が増えたことで、プロの現場で重要視される温度管理が格段に良くなっています。連続調理時の温度低下が抑えられるのは、揚げ物の仕上がりに直結します。
油跳ね問題の根本解決
家庭での揚げ物で一番のストレスだった油跳ねを、構造から解決したのは本当に画期的。これまで「油跳ねが嫌で揚げ物を避けていた」方にとって、大きな価値があります。
串揚げ機能の追加
4箇所のソケットによって、調理の楽しみが大きく広がります。家族でワイワイ串揚げパーティーなんて、素敵じゃないですか?
総合的なコストパフォーマンス
確かに2,820円の価格アップはありますが、追加された機能を考えれば十分にペイする投資だと思います。
こんな方にはカラリもあり
ただし、以下のような方にはカラリでも十分かもしれません:
・とにかく初期費用を抑えたい
・極少量(300mL)の油で調理したい
・串揚げはほとんど作らない
・油跳ねはそれほど気にならない
特に、油を300mLの極少量から使えるのはカラリだけの特徴なので、本当にミニマムな調理を求める方にはメリットがあります。(ただし、価格については実売価格にあまり差がありません)
私の最終判断
元パティシエとして、そして一人の主婦として、迷ったらカラリ2を選ぶべきだと思います。
理由はシンプルで、初代の課題を解決し、さらに新しい価値(串揚げ機能)を追加しているから。長期的に見れば、ストレスが少なく、より楽しく使える製品です。
ただし、予算や使用頻度によってはカラリも十分に価値のある選択肢。大切なのは、自分の使い方に合った製品を選ぶことです。
まとめ
サンコーの「カラリ」と「カラリ2」を徹底比較した結果、かなり明確な違いがあることがわかりました。
主な違いは以下の3点です:
・油量の拡大:カラリ2は最大900mLで温度安定性が向上
・ドーム型油跳ね防止フタ:カラリ2のみの新機能で快適性アップ
・串揚げ用ソケット:カラリ2は4箇所のソケットで調理の幅が拡大
価格差は2,820円ありますが、追加された機能と改良点を考えると、現時点ではカラリ2の方がオススメです。
特に、油跳ねに悩んでいた方や、串揚げを楽しみたい方には、カラリ2の価値は十分にあると思います。
ただし、極少量調理や初期費用を重視する方には、カラリも良い選択肢。自分の使い方や予算に合わせて選んでくださいね。
どちらを選んでも、手軽に揚げたてを楽しめる素晴らしい製品です。皆さんの揚げ物ライフが、より豊かになることを願っています!
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